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議会改革は小さいことの積み重ねから

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遅くなりましたが12月定例会終わりました。
ピックアップして取り上げていきたいと思います。
まず、区割り問題。2年もかけて繰り返し議会でも声を出し続け、
署名運動(24万人)まで発展し、最後は定数削減の話題の陰に隠れた感がありますが
来春から新区割りでの実施がようやく実現しました。

さて、本日は先日取り上げた公報の発行の件です。結果は否決されてしまいました。
淡々と通って行く部類のものだと思っていましたしそう願っていたのですがだめでした。
自民党以外は賛成でしたが、いかんせん3分の2の議席を占める数の前には無力です。
このことだけでもとにかく不健全な県議会を象徴していると思います。
私が1期目をざっと思い返してみるに、県議選の区割り問題もしかり、また政務調査費の領収書を添付を行い透明性を高めるということもしかり、そしてこの選挙公報発行の問題も、みんな多数で否決です(区割り問題は2年以上かけてなんとか決着しましたが)。県民、有権者に対して議会、議員自らが情報を発信しよう、情報公開をしようという姿勢に欠けていることを痛切に感じます。こんな状態で行政に対して情報公開に努めろ、説明責任が足りないのではないかなどと声高に叫んでも、自ら率先して取り組む議員でなくてどうして議会は力を持ちえましょうか。

県政全体からみて課題のひとつひとつは大きいものばかりではないかもしれません。
でもその積み重ねが重要だと思います。
県議会の常識は非常識みたいなことについては決して組することなく
県民の目線に立って県議会も改革していく努力を続けたいと思います。

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2006年12月26日 00:57に投稿されたエントリーのページです。

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